辺り一面赤く染まってく
虚ろな目で一人崩れる
止め処なく流れ続ける
赤き鮮血を眺めてた
街灯の下で すれ違い様に君がいた
交差してく想いが 叶う時が来た
暗い夜道を歩いてく 隣で
君が笑いかけてくれた
感じたことのない想いが
理性を少しずつ壊して
意識がまた飛びそうになる
いつの間にか 君に恋してた
二人だけの世界 叶えられると思ってた
校舎の裏側で 他の奴といた
君が他の奴と笑う時間が
とても許せないの だから…
あの日君は別の奴と 手を握って幸せそうに
笑ってた喜んでた それを窓から見ていた
願いは遠く彼方へと 消え去って心はもう既に
ズタズタで思考もなく 暗い部屋で泣いていた
彼奴さえいなければ きっときっといつか振り向くよね
そう信じて 輝く刃を握って部屋を出る
彼奴を呼び校舎の裏で 逃げる隙も与えないまま
光が薄れていくのを ただ傍でずっと見てた
もう後には戻れないけど
これで君と永久の夢
ずっと見られるそう信じてた
だけど君は何故か泣いてた
辺り一面赤く染まってく
虚ろな目で一人崩れる
止め処なく流れ続けてく
赤き鮮血を眺めてた